鹿児島から沖縄へフェリー引越しを選んだ理由
就職してから何度か県内引越しを経験してきましたが、県外となると勝手がまるで違います。
2022年、鹿児島県から沖縄県へ転居したのが、私の“本格的な引越し人生”のスタートでした。
沖縄はゆいレールなどの公共交通機関もありますが、やっぱり車がないと不便なことも多いです。
そこで、今使っている車をそのまま沖縄へ持って行くために、フェリーでの引越しを選びました。
業者にすべてお願いするより、コストを抑えつつ自分のペースで準備できるという点でもフェリーは魅力的でした。
フェリーの様子:車と一緒に船旅!
引越し当日は、鹿児島新港から那覇港行きのフェリーに乗船。
大きな家具はほとんど処分し、必要最低限の荷物とともに車で船に乗り込みました。
一部入りきらなかった荷物は郵送で送る形に。

「船旅=雑魚寝」かと思いきや、個別スペースが確保された快適な船内。
平日の便だったこともあり、混雑もなくのんびり過ごせました。
とはいえ、揺れはそれなりにあります。私は酔いやすいので、乗船前に酔い止めを服用。これが功を奏し、ひどく酔うことなく過ごせました。
フェリー内にはシャワー室や売店、レストランも完備。
営業している時間が限られているので、軽食や飲み物は持参するのがおすすめです。私はパンを持ち込みました。

夜は早めにシャワーを浴び、ゆったり就寝。
ただし揺れの影響で、寝ていても身体がふわふわしているような感覚がありました。下船しても数日は波の上にいるような不思議な感覚が残っていました。
フェリー引越しにかかった費用(2022年時点)
気になる費用面ですが、車の輸送と乗船費合わせて8万円以下でおさまりました(2022年当時)。
業者に依頼していたら、繁忙期ということもあり20〜30万円はかかったかもしれません。
ただし、大型家具を手放したぶん、新居で揃え直すコストもある程度かかりました。
必要な物は少しずつ買い足したり、沖縄から県外へ引っ越す知人から譲ってもらったりして対応しました。
到着後のリアル:新生活は「揺れ」からスタート?
フェリーは前日の夕方に鹿児島を出港し、那覇港に着いたのは翌日の19時ごろ。
およそ丸1日半の船旅です。
到着後は車で新居へ直行。
「ついに着いたー!」とホッとしたものの、すぐに新生活が始まるわけではなく、
必要なものを少しずつ整える毎日が始まりました。
新居は新しい土地でのスタート。
家具がない生活から徐々に整えていくプロセスも、今思えば貴重な経験でした。
フェリー引越しを振り返って:メリット・デメリット
メリット
- 車をそのまま使えるのは大きな安心感
- 業者に比べて費用を大幅に抑えられる
- 移動も自分のペースで進められる
デメリット
- 荷物量には限りがある(断捨離が必要)
- 船酔いの可能性あり(酔い止め対策が必須)
- 陸に戻ってもしばらく“揺れ感”が続くことも
まとめ
鹿児島から沖縄へフェリーで引越しするという、ちょっと変わった体験。
最初は不安もありましたが、今振り返るとコストも抑えられて自分らしい引越しができたと思います。
これから沖縄に移住する方や、車ごと引越しを検討している方の参考になればうれしいです!
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