6月上旬にイタリア旅行へ行ってきました!
ツアー中には、添乗員さんや現地ガイドさんからたくさんの防犯アドバイスを受け、おかげで大きなトラブルには遭わずに済みました。
でも実は、スリに遭いかけたヒヤッとする場面もあって…今回はその体験談とともに、
「イタリア旅行前に準備しておくと安心な防犯グッズ」
「現地での心構え」
などをご紹介します。
旅行を楽しい思い出で終わらせるために、ぜひ参考にしてくださいね。
※ツアーの詳細はこちらの記事で紹介しています
日本出発前にできるスリ対策
イタリアでは「スリ被害」は本当に多く、現地に行く前の準備がとても大切です!
スマホストラップは必須!
写真撮影や地図アプリの確認など、スマホは旅行中に何度も使います。
でも、バッグの上に無防備に置いたり、ズボンのポケットに入れておくのはNG!
私は、
- 紐が太くて肩が痛くならない
- スマホに挟む部分が金属製で丈夫
なストラップを選びました。
手口によってはストラップを切って盗む人もいるそうなので、100均よりも頑丈なものがおすすめです。
財布は100均&ストラップ固定でOK!
ブランド財布は「私は観光客です」とアピールしているようなもの。
私は100均の小さい財布を使用し、バッグの内ポケットにストラップで固定。
中身は最低限(クレカ1枚+少額の現金)にしていました。その他のカードやパスポートはセキュリティポーチへ。
セキュリティポーチとスキミング対策
ポーチはスキミング防止機能付き。さらに念のため、カードは100均のスキミング防止ケースに入れて二重に対策!
バッグは前掛け+ファスナー必須
ユニクロのラウンドミニショルダーバッグを愛用。
ファスナー付きでしっかり閉まり、前掛けできるタイプがおすすめです。
リュック派の方は、ファスナーにロックや南京錠をつけて対策している方もいましたよ。
キャリーには位置追跡タグを
私はAnkerのEufy SmartTrackをキャリーケースに入れて、荷物の位置を常に確認していました。空港での紛失防止にも役立ちます!
カード会社への事前連絡も忘れずに
海外でクレカが使えない…なんてことがないように、カード会社には海外利用の予定を事前に伝えておきましょう。
もし紛失してしまった場合の緊急連絡先なども、スマホや紙に控えておくと安心です。
現地で気をつけるべきこと
現地では「3秒荷物から目を離したら盗まれると思ってください」と添乗員さんから言われました。
荷物は常に手をかける
- バスや飛行機では、自分のキャリーが荷室に収まるまで見届ける
- バス内ではバッグの持ち手をシートベルトに通して盗難防止
- スマホ・バッグ・貴重品は常に身体の前+手を添える
ホテルのロビーや廊下も油断しない
ホテルのロビーは誰でも出入り可能。セキュリティはあくまで最低限です。
部屋にノックがあった場合は、「山」「川」などの合言葉を同室の人と決めておくと安心です。
声かけ・アンケート・親切すぎる人に注意
フレンドリーに話しかけてくる人の中にはスリ目的の人も…。
少しでも怪しいと感じたら無視してOK!
ローマ地下鉄利用時のスリ対策
ローマ観光では地下鉄の移動がとても便利。
でもスリの多さも有名なので、特に注意が必要です。
券売機で「親切な人」は警戒!
券売機で操作を助けてくる人は、最後にお金を要求してくることがあります。
事前にYouTubeなどで操作方法をチェックしておくと安心。
乗るなら「先頭車両 or 最後尾」がおすすめ
エスカレーター付近の車両は特にスリが多いとのこと。
混雑している電車は1本見送って、空いている便に乗るのも安全策です。
警笛&扉の開閉には注意!
何度も扉が開閉したり、警笛が鳴っている場合はスリがいるサインかも。
乗車後はドア付近を避け、なるべく車両の内側へ進みましょう。
改札も油断せず!
降車後は壁際に一度寄って、周囲の流れを確認してから改札へ向かうようにしていました。
スリに遭いかけた私の体験談
一番ゾッとしたのは、ローマ・スパーニャ駅での出来事。
私は夫の後ろを歩きながらスマホを見ていたのですが、突然夫が振り返って私のほうを凝視。
そこには、なんと見知らぬおじさんが私の真後ろ0距離で立っていたんです…!
夫と目が合うと、そのおじさんは「NO!NO!」と叫びながら走って逃げていきました。
私は、
- スマホはストラップで首から下げていた
- バッグは前掛け+手でファスナーを押さえていた
ため、被害には遭わずに済みましたが…夫から聞かされたときは震えました。
正直、「スリって若い女性グループがやるもの」という先入観もあり、まさか中年男性が…という油断もあったかもしれません。
まとめ|油断せず、でも楽しもう!
イタリアは本当に素敵な国で、美術・歴史・グルメなど見どころ満載!
でも、防犯意識がないと、楽しい思い出が一瞬で台無しになる可能性もあります。
旅行前の対策と、現地での心構えをしっかり準備して、安心・安全に旅を満喫しましょう!
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