賃貸の初期費用、安くできる?引っ越し前に知っておきたい節約ポイント

引越し

新生活に向けてのお引っ越し、ワクワクする反面、「初期費用がこんなにかかるの!?」と驚いた経験はありませんか?

敷金・礼金・仲介手数料…契約時にまとめて支払うお金は意外と多く、家賃の5〜6ヶ月分になることもあります。でも、実はちょっとした工夫でこの金額、グッと抑えられるんです。

今回は、「なるべくお金をかけずに賃貸契約をしたい!」という方に向けて、知っておくと得する節約術をご紹介します!

賃貸の初期費用ってどんなもの?

まずは、賃貸契約時にかかる主な初期費用を確認してみましょう。

項目内容・目安金額
敷金家賃1ヶ月分(退去時の原状回復費用などに充当)
礼金家賃1ヶ月分(大家さんへの“お礼”)
仲介手数料家賃1ヶ月分+消費税(不動産会社に支払う)
前家賃翌月分の家賃を前払い
保証会社利用料家賃の50〜100%(連帯保証人の代わり)
火災保険料1〜2万円(2年間)
鍵交換費用1〜2万円
オプション費用など消毒代、24時間サポート、簡易清掃料など

合計すると数十万円になることも。ですが、実は“抑えられるポイント”も意外と多いんです。

初期費用を抑える5つの具体的な方法

1. 礼金・敷金ゼロの物件を探す

最近では「礼金ゼロ」「敷金ゼロ」といった物件も増えてきました。特に築年数がやや古い物件や、少し駅から離れたエリアに多い傾向があります。

リフォーム済みで綺麗な物件もたくさんあるので、条件にこだわらなければコストを大きく抑えることが可能です。

2. 仲介手数料が安い or 無料の不動産会社を選ぶ

通常は「家賃1ヶ月分+税」ほどかかる仲介手数料ですが、最近は「0.5ヶ月分」や「無料」としている不動産会社もあります。

また、大家さんが自社で管理している「直営物件」なら、仲介手数料自体が発生しないケースも。
物件検索サイトなどで「仲介手数料無料」で絞ってみるのもおすすめです。

3. 火災保険は不動産会社におまかせせず、自分で選ぼう

契約時に「こちらの火災保険に加入してください」と勧められることが多いですが、実は自分で保険会社を選んで加入することも可能です。

私はネットで日新火災の「お部屋を借りる時の保険」に加入し、年間保険料は5000円ほどです。不動産会社の進めるものだと9000~20000円と高額なものもあるので注意です!

※ただし、契約によっては「指定保険必須」の場合もあるので、事前に確認&交渉を忘れずに!

4. 不要なオプションサービスは断ろう

契約書や見積もりに、気づかないうちに「消毒代」「除菌代」などが入っていることがあります。

これらは任意であることが多く、不要なら断ることができます。私は入居を考えているけれど、初期費用が予算を超えていると正直に伝え、「消火用具費」「抗菌施工費」「防災セット費」を合わせて55000円ほど値引きしてもらったことがあります。

5. 引越し時期を見直す

1〜3月の繁忙期は、家賃や初期費用もやや割高に設定されていることがあります。
逆に4〜8月などの閑散期は、空室を埋めたい貸主側から値下げや条件緩和がされることも。

時期をずらせるなら、引越しのタイミングで出費が変わることもあるので検討してみましょう。

注意!安さだけで飛びつかないために

初期費用が安い物件にはメリットも多いですが、注意点もあります。

  • 退去時の費用が高くなる可能性あり
     → 敷金ゼロの場合、原状回復費用を実費で請求されることがあります。
  • 更新料や違約金の条件に注意
     → フリーレントや礼金ゼロ物件では「短期解約違約金」などの条件があることも。
  • 管理状況や設備をチェック
     → 共用部が清潔に保たれているか、設備が古すぎないかも重要です。

安さだけで決めてしまうと、後で「こんなはずじゃなかった…」と後悔することにも。
契約書の内容はしっかり読み込み、不明点はきちんと確認してからサインしましょう。

まとめ:ちょっとの工夫で初期費用はここまで変わる!

賃貸の初期費用は、「そういうもの」と思ってそのまま支払ってしまう人も多いですが、実は数万円〜十数万円の差が出ることもあります。

物件探しの段階で、

  • 費用を比較する
  • 不要なものは断る
  • 条件交渉をしてみる

これだけでも、ずいぶんお財布に優しい引越しができますよ。

新生活を、気持ちよく&賢くスタートさせましょう!

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