冬の豊岡名物!せこがにの魅力と、おすすめの食べ方

豊岡

冬の味覚といえばカニ、という方も多いのではないでしょうか?
兵庫県北部・豊岡市に冬がやってくると、スーパーの店頭にもずらりと並ぶのが「せこがに」。地元の人にとってはおなじみの存在ですが、観光で訪れる方にはちょっとなじみがないかもしれません。

今回は、そんなせこがにの魅力と、いちばん美味しい食べ方をご紹介します!

せこがにってどんなカニ?

せこがにとは、ズワイガニのメスのこと。
オスのズワイガニ(通称:松葉ガニ)よりも小ぶりですが、内子(うちこ)と外子(そとこ)と呼ばれる卵を持っていて、これがとっても濃厚で美味しいんです。

豊岡では、なんとスーパーでもせこがにが手に入るんですよ!

スーパーの鮮魚コーナーに並ぶせこがにたち

見てくださいこの光景。これは鳥取ですが、冬の豊岡でも同様にこんな風にせこがにが売られているんです!値段もお手頃で、地元では「今日はせこがににしようか〜」なんて日常的に話題になるほど。

魅力はなんといっても、内子と外子!

せこがにの最大の魅力は、なんといっても内子と外子
外子はぷちぷち食感の卵、内子はカニ味噌のようなコクがある卵巣で、どちらも甲羅の中にぎっしり詰まっています。

内子も外子もたっぷり!これは贅沢〜!

この赤いつぶつぶが外子。手前のオレンジ色のペースト状の部分が内子です。見た目だけでも美味しそうですよね!

せこがにのおすすめの食べ方は?

せこがにのいちばん美味しい食べ方は、ゆでるだけ!

ゆでたてのせこがには、脚の身はもちろん、甲羅の中の内子・外子・カニ味噌がまさにごちそうです。慣れている人は、自分でさばいて身を取り出して食べるのもお楽しみのひとつ。

食卓で楽しむせこがに。身をほぐしてシェアしても◎

脚の部分は甘みがあってぷりぷり!お皿にほぐして並べれば、まさに冬のごちそう。甲羅に日本酒をちょっと注いで温めて「甲羅酒」にするのも、通な楽しみ方です。

せこがにを楽しめるのは冬だけ!

せこがにの漁期はとても短く、毎年11月上旬から12月末まで
だからこそ、見かけたらぜひ手に取ってみてください。冬の豊岡に来たなら、旅館や飲食店だけでなく、スーパーでのカニチェックもお忘れなく!

最後に:せこがには“地元の冬の宝もの”

せこがには、小さいけれど旨みがぎゅっと詰まった冬の贅沢。
「高級なカニ料理じゃなくても、こんなに美味しいんだ!」ときっと驚くはず。豊岡の冬を訪れた際は、ぜひ地元の人みたいに“せこがに”を楽しんでみてくださいね。

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